ホノルル・フェスティバルの阿波踊りのご紹介記事でもお話ししましたが、よさこいとは伝統的な夏祭りである阿波踊りのモダンバージョンで、1954年四国の高知県で始まりました。以来、このダンスは日本の若者に受け入れられ絶大な人気を誇っています。その人気を裏付けるように各地によさこいダンススクールやチームがあり、フェスティバル、学校行事またはコンペティションなどで妙技を競っています。創造的でエネルギッシュなこのダンスは伝統的な舞踊に現代の音楽と動きをブレンドさせたユニークなものです。“よさこい”という言葉は、土佐の国、現在の高知県の方言で“早く夜よ来い”というような意味合いがあります。
老いも若きもがよさこいチームで踊りたがる理由はクリエーティブでエネルギッシュでいたいという願望があるいからでしょう。また衣装もワイルドでチームのテーマによってさまざまな種類があります。
鳴子とよばれる楽器が通常使われますが、これは小さな木で出来たカスタネットのようなもので元々は高知の農家で鳥を追い払うのに使われていたものです。他には太鼓や大旗、またはバトンなどが今日のよさこいチームによって用いられています。
一番有名なよさこい祭は高知市で8月に開催され、10,000人以上の踊り手たちが参加します。よさこい祭は東京の原宿や北海道の札幌、九州の長崎、そしてインドネシアのスラバヤなど各地にも飛び火しています。
ホノルル・フェスティバル財団は高知から14回連続で参加いただいくエキサイティングなダンスグループ、須賀連の皆様をお迎えできることを大変に嬉しく思っています。グループの創設者国友須賀さんは25年間、愛と世界平和を伝統的よさこい、アエロビックス、ジャズやヒップホップを通して世界に訴え続けています。彼女のプロジェクトはよさこい日本と呼ばれ、ホノルル、マウイ、ソウル そしてニューヨークにも進出しています。須賀連の心に残るエキサイティングなパフォーマンスをどうぞお見逃しなく!