ハワイ・コンベンション・センター
2009年3月15日(土)の夕方、昼間に様々なパフォーマンスが繰り広げられたお祭り広場が、「親善の夕べ」のパーティー会場へと早変わり。
「親善の夕べ」は、ホノルル・フェスティバル恒例の催しで、その年の参加者団体の皆さんや地元ハワイの方や旅行者の方などが集まり、ハワイのグルメシェフの料理を味わいながら、フェスティバル期間中に披露される一部のパフォーマンスを楽しみ、一緒に盛り上がるものです。
毎年、その盛り上がり方は、参加した人でないと想像ができないほどの熱気ぶりなのです。
午後7時のドアオープンの前から既に長蛇の列。開場と共に場内は一気に活気にあふれ、1300人以上の方にご来場いただきました。今年は、例年以上にメディア関係者の方も多く来てくださっていたのが印象的でした。
広い会場には、観客席を大きく囲む形で、アラン・ウォンズ、ロイズ、ノブ ワイキキ、3660 オン・ザ・ライズ、シェフ・マブロなどハワイの一流セレブシェフのレストランによる12のフードブースとバーが用意されました。それらのレストランが、前菜、メインディッシュ、デザートをそれぞれ担当し、ハワイ近海で採れた新鮮なアヒ(マグロ)、マヒマヒ、ハワイ島のアワビやカンパチ、同じくハワイ島のハマクアのキノコ、そして、マウイ島のオニオン、クラのイチゴなど、ハワイ産の新鮮な食材をふんだんに使った料理を提供しました。
一流シェフがハワイ産の新鮮な食材を使って作る料理が美味しくないわけがありません。それらが一同に 食せるという贅沢さ。会場の皆さんの顔には幸せそうな笑顔が溢れていました。
8時頃になると、「ホノルル・フェスティバル貢献賞」の授与式がセンターステージで始まり、受賞参加団体の皆さんが次々とステージに招かれました。中でもホノルル・フェスティバルの第1回から第15回まで参加ということで、高知県の「須賀連」が「ベスト貢献賞」を授与されました。
授与式の後、フェスティバルの参加団体の中でも一番元気ではないかと思われる兵庫県の園田学園高校の皆さんのはじけるようなパフォーマンスが始まりました。ステージだけでなく、ステージ下のスペースも使い、会場中に元気を振りまきました。続いて、「ベスト貢献賞」を受賞した須賀連のエネルギッシュなステージ、そしてハワイを代表するマノアDNAのステージへ。マノアDNAのステージでは、会場の皆さんが一緒になって掛け声をかけたり、ステージにあがって踊ったりと大変な盛り上がりを見せました。
また、日本だけでなく、フィリピンのモンテソーリ・デ・カガヤンの子供達によるダンスなどもあり、国際色豊かなステージとなりました。
そして、最後のステージとなったのが、昨年に続き徳島の「殿様連」の阿波踊り。その頃には、会場の盛り上がりも最高潮に達し、阿波踊りのお囃子に合わせて会場中がゆれるように踊りだし、ステージも会場もひとつになって、国境も言葉の壁も越えて、そこにいた全ての人たちの心が一体となったようでした。