ホノルル・フェスティバルでは、2009年3月14日（土）にハワイ・コンベンションセン ターにて、マウイ御輿除幕式が行われました。このマウイ御輿はボールドウィン高校の生徒さんたちによってデザインされ、ホノルル・フェスティバル御輿デザインコンテストで優勝を獲得しました。ボールドウィン高校は今年で2回目の優勝となりました。

除幕式にはマウイ島から、御輿のデザインを制作した生徒たち、先生、そして保護者の皆さんが 集まりました。先生と生徒代表の演説では、その場に集まった観客も含め全員が真剣に耳を傾けていました。その後、数名の生徒によってマウイ御輿にかけられていた幕を引き、生徒達は自分達がデザインした後、実物になったマウイ御輿を初めて目の前にしました。その感動に生徒や観客から盛大な拍手がおこりました。マウイ御輿は生徒一人一人がデザインしたものを組み合わせて作られており、生徒さんたちの思いや努力が感じられる作品でした。

ボールドウイン高校のサトウ・ロリー先生は「御輿作りの中で、グループワークが非常に大切だった」と話しています。まさに、マウイ御輿はみんなの気持ちが一つになったもので、生徒さんたちも御輿作りを通して、さらに強い絆が出来た様です。

このマウイ御輿は遠く離れた島国、日本とハワイがどこか解け合ったような趣深いデザインの御輿となりました。まさに、今年のテーマである「Heart of the Pacific, Creating our Future」が表現されていました。

除幕式の後、ハワイ・コンベンション・センターに飾られるマウイ御輿。

ホノルル・フェスティバル最終日のパレードで、自分達のマウイ御輿を担ぐボールドウィン高校の生徒達。

初めての御輿担ぎに、生徒達は興奮中。オアフ島でのパレードに参加し、とてもいい思い出と なったのでは?!

ハワイの夜に、第15回のテーマ「Heart of the Pacific, Creating our Future」の文字の入った御輿が輝く。