2013年3月1日(金)、第19回ホノルル・フェスティバルの「フレンドシップパーティー」が開催されました。
(2013年より「親善の夕べ」が「フレンドシップパーティー」に名称変更されました。)
今年のフレンドシップパーティーは、ロイズ・ハワイカイ、シェフ・マブロ、12th アベニュー グリル、マリポサ、ルース・クリス・ステーキ・ハウス、ニコズ・アット・ピア38、ティキズ・グリル&バー、箱根レストラン、JJ ビストロ&フレンチ・ペストリー、ホノルル・コーヒー・カンパニーという名高い名店10店が参加。それぞれのレストランが自慢の一品を提供し、肉料理、魚料理、デザートが出揃いました。
夕方6時半、会場のドアがオープンすると同時に入り口で、大阪学院大学のチアリーダー部の皆さんが「アロハ~!」と元気な声でゲスト一人ひとりを迎えてくれました。
すでに会場は料理のいい匂いでいっぱいです。各レストランのブースには料理をもらう人の長い列ができました。どんな料理なのか楽しみにしながら並ぶのもまた楽しいひとときです。
そして、食事が落ち着いてきた頃、各レストランのシェフがステージに上げられ、一人ひとり紹介されました。本当に美味しい料理をありがとうございました!
最初のステージは、ハラウ・フラ・オラナのケイキフラ(子供たちのフラ)。ハラウ・フラ・オラナは、数々の大会で受賞経験のあるオアフ島を代表するフラハラウ(フラグループ)です。まだあどけない顔の子供たちでありながら、フラの踊りとその表現力は大人以上。これぞハワイのフラというフラを見せてくれました。
更に、ハワイからの出演者として、人気、実力ともに兼ね備えたマウイ島出身のシンガーソングライター アヌヘアが登場。翌日はコンサートツアーのためアメリカ本土へ経たなければならないという忙しいスケジュールの中、ホノルル・フェスティバルの「フレンドシップパーティー」に出演してくれました。ギターを弾くアヌヘアとパーカッショニストの二人というシンプルな構成でありながら、表情豊かな歌声と心弾むサウンドで楽しませてくれました。
このパーティーで多くの人が楽しみにしているパフォーマンスと言えば、兵庫県の園田学園高等学校の元気いっぱいのダンスです。参加の100人以上の生徒さん達の中から更に選ばれた生徒の皆さんによるダンスで、一緒に練習してきた仲間の間からも「かっこいい」と声が上がるほどのすばらしいエンターテイメントでした。
同じ兵庫県から、今年は Youth Theatre Japan の皆さんが歌と踊りを披露してくれました。パフォーマーは子供たちだけですが、日本国内、海外での公演を数多く行っている実力派。歌も踊りも驚くほど磨きぬかれたものでした。
今年もパーティーの最後を飾ってくれたのが須賀連の皆さんのステージです。昨年とはまた違う新しい演目を披露してくれました。真っ赤な衣装でステージを所狭しと動くその動きは、炎が燃えさかるかのようにも見えました。踊りから伝わってくる気迫もまた炎のように熱いものでした。 そして、最後はいつものように、須賀連の皆さんに導かれながら舞台も客席もひとつになって一緒に踊り、誰もが笑顔になって幕を閉じたのでした。
ホノルル・フェスティバルの「フレンドシップパーティー」は、オアフ島の人気レストランの料理が楽しめるグルメイベントであると同時に、ホノルル・フェスティバルに参加している皆さんに気軽に声がかけられる交流の場でもあります。また、ホノルル・フェスティバルへの参加を重ねているグループの皆さんにとっては、年に一度の同窓会のような場でもあります。 ここで親交を深め、友達を増やすことで、翌日からのフェスティバル、更には次の年のフェスティバルがより楽しく、思い出に残るものになっていくのです。
第19回ホノルル・フェスティバル(2013) レポート