3月7日(土)、8日(日)の2日間、ハワイ・コンベンション・センターでは、縁日と盆ダンスが例年と同様に執り行われました。
盆ダンス(盆おどり)
昨年とは異なり、今年はセンター入り口直ぐのMALL LOBBYに”やぐら”が準備され、ひときわ目を引くこの”やぐら”を多くの人が目にし、明るい雰囲気の中盆ダンスを行うことができました。
見ていると、日本人だけでなくいまや海外の方も血が騒ぐ感覚があるようで紅白の幕を見つけた方は、楽しそうに踊りに加わり、日本の”まつり文化”が世界に浸透していることがわかりました。
毎年お世話になっている”IWAKUNI ODORI AIKO KAI(岩国踊り愛好会)”の皆様の先導によって、太鼓と美しいお囃子の音色がホール全体に響き渡ります。それに合わせて世界各国の老若男女がひとつの踊りを一生懸命踊る姿にはとても感慨深いものがあります。その様子は動画でご覧ください。
盆ダンスは1回あたり35分間。7日(土)に2回、8日(日)には1回の実施となりました。
“大東京音頭”をはじめ、数曲の音頭が流され、音頭に合わせて全く知らない振付けでも踊りながら習い、楽しみました。
今回は、毎年お見かけする参加者の方にお話を伺うことができました。
HF:「毎年参加されていますが、あなたにとってこの『盆ダンス』はどんな意味を持つでしょう?」
参加者1:「友人達と一緒に、ここハワイで異文化の普及を援助したい思って参加しています」
参加者2:「私にとっては『盆ダンス』という芸能をハワイでも存続させ、日本人以外のコミュニティーにも(私自身も日本人ではありませんが)日本文化の伝統を継承しながら、盆ダンスの元々の意味である先祖に敬意を表すことを周りにシェアしていきたいと思っています。」
そんな熱い思いで参加してくれていたとは!感激です。来年もどうぞよろしくお願いします。
縁 日
日本の”まつり文化”のひとつ「縁日」。今年も縁日をホノルルフェスティバルで開催することができました。
ハワイ・コンベンション・センター1階ホール奥には、かなり広い縁日ゾーンを設けました。
輪投げや射的、ヨーヨーすくい等、日本人には懐かしい縁日遊びばかり。
子供だけでなく大人も心が躍ります。でもやっぱり子供の勢いには負けますね。
もう夢中で没頭していました。
もちろん、遊びだけでなく縁日には付き物の屋台フードも登場。
日・米・ハワイのいろんな食べ物が並びました。
とてもインパクトのある大きなコーンドッグの中にはアイスが入っていました。
縁日と言えば、綿あめですよね。女の子がとっても嬉しそうに受け取っていました。
アメリカでは定番の空気で膨らました遊具が迎えるカーニバルゾーンも大人気!
訪れたファミリーは皆、幸せそうな笑顔を浮かべていました。
また一つ、家族の思い出が出来ましたね。
また来年をお楽しみに。