2015年3月6日(金)、ホノルル フェスティバル初日の夜、ハワイ・コンベンション・センターでは、「フレンドシップ・パーティー」が行われました。
パーティーの前には、国境を越えた友好と文化交流を理念とするホノルル フェスティバルの真髄を披露し、長年貢献してきた参加団体に敬意を表す「ベスト貢献賞表彰式」も開催され、治福 司 財団理事長からその功績を讃えられました。
パーティー自体のスタートは19:00でしたが、18:40の開場前から入口には数多くのパーティー参加者が今か今かと列になって待つ様子が見られました。そして、開場と同時に一斉に流れ込み、会場の雰囲気も一気ににぎやかに!
今年のフレンドシップ・パーティー会場には、「MWレストラン(デザート)」をはじめ、「モリモト・ワイキキ(魚料理)」、「ルースズ・クリス・ステーキハウス(ステーキ)」、「ロイズ(鴨料理)」、「Yatai Sushi(寿司)」の5つの一流レストランが一堂に会し、自慢の料理が振る舞われました。
各レストランブースでは、ボランティアがサポート。
今年初参加の「Yatai Sushi」では新鮮な握りたてのお寿司が味わえるとあって、長蛇の列が出来、大人気を誇りました。
人々が思い思いに豪勢な食事を楽しむ中、会場ステージではハワイ大学マーチングバンドが華やかにオープニングのパフォーマンスを飾り、整った陣形を何度も変更させながら、流れるような動きと美しい音色で参加者を盛り立てました。
続いて、上智大学応援団チアリーディング部EAGLESが元気いっぱいに笑顔で登場。
スピーディーで力強く、そして美しく動きまわるそのパフォーマンスにオープン間もないパーティー会場は早くもヒートアップ!アクロバティックな演技と高さのある大技で会場を大いに沸かせました。
この後、正式に開会の挨拶がホノルル フェスティバル財団理事長の治福 司より述べられ、また来賓となるハワイ州知事のデービッド・イゲ氏からもホノルル フェスティバル開会における祝辞が語られました。
この後、ステージでのパフォーマンスが続々と展開されました。
ハワイのジュニアウクレレ大会の優勝を総なめにする実力派グループ「ウクレレスーパーキッズ」のHonoka & Azita(ホノカ&アジータ)が小さな体からは想像もできない迫力のウクレレパフォーマンスで会場の熱気を高め、
満を持して、なんとハワイの歌姫「ライアテア・ヘルム」がステージに現れました。
彼女の美しい歌声と奏でる音色が、会場を優しく包み込みました。
そうかと思うと、ジャンルの違う女性TOPダンサー3人によるスペシャルユニット「アンビジュール」が妖艶なダンスで観客を魅了。
そして、待ってましたと言わんばかりに水色のTシャツを着た「園田学園高等学校」の選抜ダンスメンバーが元気に登場!
ステージの下には、いつの間に陣取ったのか仲間の生徒が集まり、大きな声援を送っていました。
ダンスメンバーは、ステージ上で飛んだり跳ねたり。
若さいっぱいのダンスで会場を笑顔にし、目まぐるしく様変わりする迫力のパフォーマンスに、誰もがステージから目が離せない様子でした。
さらには、ゆったりとした心地よいフラも行われ、参加者は様々なパフォーマンスに大いに楽しんでいる様子でした。
クライマックスを迎えた会場の雰囲気に後押しされ、パーティーに集まった誰もがステージ上に上がり、賑やかに踊り感動のフィナーレを迎えました。
「フレンドシップ・パーティー」は、ハワイ及びアジア太平洋地域の人々の友好と国際親善推進を目的としています。参加頂いた方々は、舞踊、歌、食を通じて独自性あふれる地域文化に触れ理解を深められたことでしょう。
満足げな笑みを浮かべて帰路につく参加者達の様子が印象的でした。