3月7日(土)、8日(日)の2日間、ホノルル フェスティバル参加団体による迫力のステージ・パフォーマンスが行われました。
日本やハワイ、さらにはオーストラリア、韓国、台湾、アラスカなど環太平洋地域に広がる各国の方々が集まりました。
会場は、ハワイ・コンベンション・センターの”お祭り広場ステージ” 並びに ”ふれあいステージ”、アラモアナ・センターの中心に位置する”センターステージ”、そして”ワイキキ・ビーチ・ウォーク”の4ヵ所で行われました。
各会場では多くの観客が足を止め、パフォーマンスを楽しんでいました。
アクティブでスピーディーなヒップホップダンスから優雅なフラ、伝統的な民族ダンス、
軽快なバトンやウクレレ、美しい歌声、そのパフォーマンスは多種多様。
自分たちの出番を次に控え、ステージ裏で待機するパフォーマー達のその顔には、緊張からか期待と不安が入り混じった表情が垣間見えました。
しかし、ひとたびステージに上がると、不安の色は掻き消え、元気な姿を見せてくれました。
多くの人を楽しませるため、そして自分自身の成長、仲間たちとの絆を深めるために一生懸命練習してきたパフォーマンスを一心不乱に披露してくれました。
その気持ちは、もちろん会場に集まった観客にも伝わりました。
飛び入りでパフォーマンスに加わり、異文化交流を楽しんでいました。
繰り広げられる各国のパフォーマンスを眺めていると、その国の文化・生活が見えてくるとともに、
まるでハワイの地に世界が集結したような錯覚にも陥りました。
「秋田市竿燈会」が11年ぶりに登場しました。
巨大な竿燈をバランスよく掲げ続ける技術と迫力に観客は大興奮!
コンベンションセンター「お祭りひろば」でのパフォーマンスでは、竿鐙を高くしすぎて崩れてしまったハプニングもありました。
そして、今回初参加の「北摂チアリーディングクラブ DEARS」は、7歳~13歳までのグループ。
小さいながらも勢いとスピードのある力強い演技、そして、”We Love Hawaii” “ALOHA”などのボンボンを使った文字表現で会場を沸かせました!
物怖じしない英語でのスピーチがとても可愛らしく印象的でした。
その他にも、子供たちによるダンスパフォーマンスは元気いっぱい!
嬉しくも多くの若い世代が、このホノルル フェスティバルのパフォーマンスに取り組むことにより、
早くから世界との異文化交流が生まれているに違いありません。
異国の子供たちを目の当たりにするハワイの住民にとっても、良い刺激が生まれていることでしょう。
ホノルル フェスティバルは、このような経験の場を提供することにより、地域活性、教育という部分に貢献しているのです。
華やかな衣装に身を包み、綺麗に揃った華麗な動きを見せる「よさ恋人」の踊りも圧巻のパフォーマンスを披露しました。
各世代が繰り広げるパフォーマンスを互いに見て応援し合うことで、
それぞれに無い部分を学び、分かち合うこともでき、世代間の格差も埋めていけるものでしょう。
ステージ・パフォーマンス参加の素晴らしい部分は、
たとえ違った表現の形であれ、今までの努力とパフォーマンスをやり遂げた達成感や
ホノルルフェスティバル内においてステージ・パフォーマンスというイベントを共に成功に導いたという仲間意識を他の団体と共に持てること、そして、それを観た観客やサポーターとも同じ感動を共有できることにあります。
今後もまた新しい多くの感動が生まれることを願いつつ、来年へのチャレンジが始まります。