2017年3月10日(金)、第23回ホノルル フェスティバルの初日となるこの日、ハワイ・コンベンション・センターにてフレンドシップ・パーティーが開催されました。
フレンドシップ・パーティーは、ハワイ及びアジア太平洋地域の人々の友好と国際親善推進を目的とし、ご参会いただく方には、芸能文化の鑑賞、食を通じて、様々な文化に触れ、交流や親善を深めていただいています。
-開場-
6:40pm、開場です。入り口では、ボランティアの一団が立ち並び、笑顔で参加者を迎え入れました。
-挨拶-
ホノルル フェスティバル財団 治福 司理事長をはじめ、来賓の方々から祝辞を頂戴いたしました。
また、ホノルル市-長岡市姉妹提携5周年を讃えると共に、フレンドシップ・パーティーがスタートしました。
-会場内(料理・語らいのひと時)-
コンベンションセンターの会場では1000人を超える参加者で賑わいをみせました。
ステージ観覧席を取り囲むように配置されたハワイの人気・有名レストラン8店のブースでは、趣向を凝らしたメニューが提供されました。ハワイでも名の知れたレストランだけに、どのブースも大人気。
手の込んだ逸品に皆さん大満足。美味しい料理が、盛り上がる会話をさらに後押しします。
-ステージ・パフォーマンス-
美味しい料理と楽しい会話で賑わう中、ステージ上ではパフォーマンスがスタート!
ハイテンションのミュージックと共に、園田学園高等学校が勢いよく登場です。
総勢250名の生徒達が1年間かけて懸命に練習してきたダンスを、最終日のグランド・パレードに先立ち選抜メンバーが披露。
ステージ下では、共に練習してきた仲間とVIP席の方々が見守っています。
弾ける笑顔が、こちらも笑顔にしてくれます。
スピーディーに、そして元気いっぱいに踊り、会場を盛り上げてくれました。
続いて、登場したのは、アンビジュールの3人。
日本の栄えあるダンスコンペティション”レジェンド東京”にて審査員特別賞を受賞した経歴を持ちます。
指先までしなやかな動きで、大人の魅力たっぷりに演じてくれました。
1月11日から始まった投票形式によるハワイ初のランキングアワード111-HAWAII AWARDも、このステージ上で、ランキングの中間発表を行いました。
ハワイのグルメ、お土産、ツアーなど、50カテゴリーから、全てのハワイファンによるオンライン投票で、それぞれのランキングを決定するハワイ州観光局公認プログラムです。抽選でプレゼントもあるアワードの投票期間は7月10日まで!
フィリピン カルチャーダンサーズが独特のリズムで伝統舞踊を披露。
ルソン島のPandanggo sa llaw、ビサヤ島からKuratsa、ミンダナオ島からSingkilと3つの島を代表する舞踊です。それぞれの地域の色彩豊かな日常を演出し、会場は不思議な雰囲気に包まれました。
また、今年はホノルル フェスティバル史上初となるチャリティーオークションが開催されました。
フェスティバルへご協賛頂いている皆様のご協力により、魅力的な出品物が出品され、オークション初体験の方も多いであろう会場内からは、慣れないながらも勇気を出して参加する方々がおられたのが印象的でした。
パフォーマンスもいよいよ終盤。ハワイの大物ミュージシャン達が登場しました。
ハワイのグラミー賞と言われる「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」女性ボーカリスト賞受賞経験のあるMailaniが柔らかい歌声で、ハワイアンを歌い上げます。
またハワイアンミュージシャンの間で彼らの才能を知らない人はいない言われているNa Hoaが伝統的なハワイアンミュージックで後押し。彼らも「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で4つも受賞をしています。
MilaniとNa Hoaがコラボで紡ぎ出すハーモニーに合わせ優雅なフラのプレゼンテーションも加わり、観客一同は魅了された様子でした。
ステージパフォーマンスの締めくくりは鳥羽屋 里夕と杵屋 巳織のお二人が日本の伝統、三味線を卓越した技術で奏でました。
そして遂にフィナーレ。琉球古典安冨祖流音楽研究 ハワイ朝一会がリズミカルに太鼓を響かせれば、
会場からは、多くの方が一目散にステージ上へ駆けあがりました。
性別も年代も関係なく、カチャーシー(沖縄の手踊り)で皆一体に!
最後は、「ドンッ!」と鳴り響く大きな音と共に、煌びやかなテープが宙を舞い、感動のフィナーレ。
例年以上に多くのプログラムが盛り込まれていた今年のフレンドシップ・パーティー。参加チケット代金の一部は、ホノルル フェスティバル開催・運営資金として使用されます。その中でも地域教育への参画として、毎年ハワイの高校から一校を選抜し、生徒を日本研修に送る教育機会を設定・提供しています。
今後20年でホノルル フェスティバルがテーマとして取り組む「交流文化」「教育」「環境」の3本柱を更なる高みへ押し上げ展開していくためにも、皆様の変わらぬご支援をお願い致します。
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