オハナアワードに続き「フレンドシップ・パーティー」が行われました。ハワイの一流アーティストのライブパフォーマンスや地元を代表する人気レストラン、9つのバラエティーに富んだお料理をお楽しみいただける大盛況イベントです。
このパーティーでは、各参加団体によるパフォーマンスもお楽しみいただけ、他の参加団体やハワイの地元の方とさらなる国際友好親善の和を広げることもできます。
また、フレンドシップ・パーティー開催によって得た基金は、地元の学生たちの国際理解と意識の恒常化に役立つ質の高い教育プログラムの提供に役立てられています。
-第24回ホノルルフェスティバル「フレンドシップ・パーティー」開幕!-
入口でのお出迎えは、元気いっぱいの大阪学院大学チアリーディングの皆さん。来場者の頬も緩みます。気がつけば会場はいっぱいです。今年のフレンドシップパーティーには約1300名の来場がありました。
-まずは気になる9つのレストランのお料理をご紹介!-
今年もハワイの魅力あるレストラン9店のシェフが趣向を凝らしたメニューを提供しました。
①Artizen by MW(アルチザン by MW)
地産地消を勧めるハワイ・リージョナルキュイジーヌ・レストラン。今までにない新発想のアジアンテイスト料理が楽しめ、今回は地鶏のシチューが提供されました。
②Eating House 1849 Waikiki(イーティング・ハウス 1849 ワイキキ)
ロイ・ヤマグチシェフによるハワイ産の食材にこだわった独創的な料理を提供するカウアイ島発のレストラン。こちらからは生姜とチキンのお粥レモングラス風味が提供されました。
③Nico’s Pier 38(ニコス・ピア38)
市場にて毎朝仕入れられる新鮮な魚介類を提供。港にあるスタイリッシュで居心地のよいニコス・ピア38からはカジキマグロのミニポケ丼がサーブされました。
④Chef Chai(シェフ・チャイ)
ハワイを代表するシェフの一人であるシェフ・チャイからは、西洋と東洋を巧みに融合したアヒとサーモンポケのゴマミニトーストが提供されました。
⑤12th Ave Grill(12th アベニュー・グリル)
新鮮な地元産のオーガニック食材にこだわったカイムキにあるレストラン。ヘルシー志向のロコに大人気です。こちらからは、マウイ牧場産の牛のたたきが提供されました。
⑥Stripsteak Waikiki(ストリップステーキ・ワイキキ)
ミシュラン一つ星など、数々の受賞歴をもつマイケル・ミーナ氏が手掛けるステーキハウスからは、即席ベーコンが提供されました。
⑦EAT Honolulu(イート・ホノルル)
独創的なメニューを提供するユニークなケータリングレストランであるイート・ホノルルからは、見た目にも美しいベジタリアンミールがサーブされました。
⑧Halekulani(ハレクラニ)
1917年の創業以来、100年以上に渡り最高のサービスを提供する名門ホテル、ハレクラニから提供されたのは、豚バラ饅頭。
⑨Honolulu Coffee Company(ホノルル・コーヒー・カンパニー)
高品質なコナコーヒ-がハワイ一番との定評のあるコーヒーショップ。こちらからはランプルココナッツ パンナ・コッタが提供されました。
どのお料理もここでしか味わう事のできない趣向を凝らしたメニューばかりで、各ブースとも大勢の人で賑わっていました。
-いよいよエンターテイメントのスタート!-
オープンニングは、ハワイのポリネシアンダンスの第一人者であるクム、ティヌイ率いる「ロイヤルポリネシアンズ」のケイキ・タヒチアン。子供とは思えない迫力あるダンスを披露しました。
司会進行は、アワードに引き続き瀬川けいさん。そして英語の進行は沖縄生まれのデビット・ランカスターさんです。
開催に先立ち財団の理事長治福司氏からのスピーチがありました。
「日本からお越しの皆さま、第24回ホノルルフェスティバルへようこそお越し下さいました。本日は短い時間ではありますが、是非楽しんでいってください。」
続いてホノルルフェスティバルの最後を飾る花火を打ち上げる、長岡花火財団の常務理事広瀬弘之氏よりのご挨拶。
「長岡市とホノルル市は2014年に姉妹都市の提携をいたしました。長岡花火の打ち上げは、今年で7回目を迎えることができました。長岡の花火は世界平和を祈る思いも込められています。このホノルルから、世界へ恒久平和を発信して行きたいと思っています。また本場の長岡花火も8月に開催となります。是非足をお運びください。」
続いてハワイ州主席補佐官マイク・マッカートニ-氏。
「アロハ!ハワイ州知事であるデビット・イゲに変わりましてご挨拶申し上げます。今年もホノルルフェスティバルの開催まことにおめでとうございます。今年のテーマである平和とハーモニー、まさにそれらを象徴しているのがこのイベントではないでしょうか。一人ひとりが平和とハーモニーを心がけ、より一層の平和を作っていただきたいと思っています。平和が始まるのは、ここハワイからだと確信しております。」
最後に、ホノルル副市長のロイ・アメミヤ氏。
「コールドウェル市長に変わりご挨拶申し上げます。主催者および協賛各社の皆様に大変感謝申し上げます。日本からお越しの皆さま、ハワイには素晴らしい島々がございます。オアフだけでなく、是非他島も訪れてください。そしていろいろな場所で出会うアロハスピリットを体験してください。どうぞ最後までお楽しみください。」
そして、今回のフェスティバルには、はるばるブラジルとペルーから日系1世~3世の方々がハワイにいる日系移民との文化交流の為に来られました。
2018年はハワイ移民150周年、ブラジル移民110周年の記念の年となります。今回のこのフェスティバルを通してブラジル移民の皆さまとハワイ移民の方々の交流を深めることが出来るよう、UJSH(ハワイ日系人連合協会)のメンバーの方々もいらっしゃいました。またハワイとブラジルの移民の歴史を振り返るビデオも上映されました。
ここからは、一気にエンターテイメントの紹介です。
さくらこまち和楽団
先ずは、女性だけの和楽器集団「さくらこまち和楽団」。琴、尺八、津軽三味線、篠笛、和太鼓などの伝統和楽器を使い、古典からポップスまで幅広いジャンルの音楽を世界の国々で演奏するワールドワイドな和楽団です。
圧巻の津軽三味線の独演から始まり、美しい篠笛の音色、力強い和太鼓の響き、そして琴を交えての「さくらさくら」の演奏と唄で会場を魅了しました。
TUNUI’S ROYAL POLYNESIANS
続いては、オープニングにも登場したティヌイ率いる「ロイヤルポリネシアンズ」のケイキ・フラです。40年以上のキャリアをもつティヌイが率い、2009年よりディズニーランドでも公演を行っているハワイを代表するハラウです。会場からは思わず「カワイイ!」の声があがっていました。
アンビジュール
Yumi、Miwa、Yumeによるジャンルのことなるトップダンサー3人組ユニットです。様々なフィールドの融合したパワフルなダンスに会場は圧倒されました。
THE FUTURE
昨年のアロハダンスコンベンションにて18歳以下の審査員特別賞を受賞したグループです。今年は女子3人、男子2人の編成。若さ溢れるダンスを披露してくれました。
ケアウホウ
続いては2017年のハワイのグラミー賞と呼ばれるナホクハノハノ・アワードにて、デビューアルバムが9部門を受賞した若きハワイアンバンド「ケアウホウ」の登場です。
美しいハーモニーで歌い上げる伝統的ハワイアン・ミュージック。若いのにベテランミュージシャンのようです。音楽だけではなく、ハワイ語、教育学、民族音楽学を学ぶ研究者でもあり、マルチな才能を発揮させていました。
琉球古典安冨祖流音楽研究 ハワイ朝一会
最後に登場は「琉球古典安冨祖流音楽研究 ハワイ朝一会」です。40クラブが参加し4000人以上のメンバーからなるハワイ沖縄連合会の音楽研究会です。
今年もカチャーシー(オキナワの手踊り)に合わせて、ステージ上にて大円団。理事長も、観光大使も、チアリーダーも、ボランティアの皆も一緒になって盛り上がりました。
「フレンドシップ・パーティー」は、ハワイ及びアジア太平洋地域の人々の友好と国際親善推進を目的としています。
これからも引き続き、民族や世代をこえた交流の輪を広げ、日本とハワイ、ひいては環太平洋諸国との親善の輪を幾重にも作り、世界平和に少しでも貢献して行きたいと思っています。