ホノルルフェスティバル3日間で680名が1000個のゲンキボールを投入

「ホノルルフェスティバル財団」および「JTB地球いきいきプロジェクト」は「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」と協力し、ホノルルフェスティバル3日間で680名の参加者により1000個のゲンキボールを投入しました。

ゲンキ・アラワイ・プロジェクトは、学生、教育者、コミュニティと協力し、2026年までにアラワイ運河を昔のように泳げる、魚釣りができる水路とすることを目標に活動している団体です。ゲンキボールは、低コストで環境に安全なバイオレメディエーション技術を使って作られた泥団子。水路の底に溜まったヘドロを分解する有用微生物(EM)が含まれています。この泥団子に含まれる微生物が浄水作用を促すことで、運河から水が流れ込む海の生き物が住みやすい環境が整います。

今年はホノルルフェスティバル3日間に実施するゲンキボール投入イベントに先駆けて、2月18日(土)に開催されたJTB地球いきいきプロジェクトで、地域の学生や住民、JTBグループの従業員が参加し、ホノルルフェスティバルで使用する1,000個のゲンキボールを作りました。

ホノルルフェスティバル初日の3月10日(金)の朝8時。ハワイアンのクムLeilani Kaho’anoによるブレッシングセレモニーからはじまりました。

実はこの日の2日前に、投入イベントが行われる、まさにこの場所で、絶滅危惧種に指定されているハワイアンモンクシール(アザラシ)が泳いでいる姿が目撃されて地元ニュースで大々的に報道された事もありゲンキ・アラワイ・プロジェクトの活動が一気に注目されました。それも手伝ってセレモニーには地元の新聞やニュース局各社が取材にかけつけました。

クムの祈祷は、アラワイ運河の水質改善と美しいハワイの自然の回復を願って、ハワイ語と英語で厳かに行われました。

追ってホノルルフェスティバル久保哲也理事長と実行委員メンバーにより、ゲンキボールが投入されました。

朝9時からの教育プログラムでは、地元の小中学校から招待された学生280名を迎えて、投入イベントのはじまりです!まずはコンベンションセンターに設置されたゲンキ・アラワイ・プロジェクトのブースを訪れ、ゲンキボールについての説明を受講、しっかり学んだあとに、アラワイ運河へ移動して、次々とゲンキボールが投入されていきました。

 

ボールを投げる事自体が楽しいうえに、運河がきれいになるとあって、一人で何回も投げている様子や、子供たちのキラキラした楽しい表情が印象的でした。

翌日3月11(土)には投入イベントを3回実施し、180名の一般の方がゲンキボール投入、3月12日(日)にも2回の投入ツアーで200名もの方々がイベントの趣旨に賛同してお集まりくださりゲンキボールを投入しました。一般の方の関心が深いことを肌で感じる瞬間でした。

4月の終わりには、マンタレイもアラワイ運河で目撃されており、どんどんと美しく浄化されていることを嬉しく思います!